ハイグロフィラ・ピンナティフィダの育て方|活着・増やし方とレイアウト方法

2014/12/03  2026/08/13  水槽レイアウト  閲覧所要時間: 約5分

こんにちはー、ハイグロフィラ好きのゾエ(@zoe)です。今回は独特な草姿が魅力の水草「ハイグロフィラ・ピンナティフィダ」についてのお話です。


ギザギザした葉と、オレンジ〜ピンクの赤みを帯びた葉裏が印象的なピンナティフィダ。一般的な有茎草とは少し雰囲気が違い、流木や石に活着させて使えるのも面白いところです。GRASS DESIGNでも60cm水槽や90cm水槽で長期間育ててきたので、実際の育成経験をもとに、育て方・増やし方・活着方法・レイアウトで使う際のポイントをまとめてみます。



ハイグロフィラ・ピンナティフィダとは?


ハイグロフィラ・ピンナティフィダ

ハイグロフィラ・ピンナティフィダの大きな特徴は、なんといってもギザギザした独特の葉。葉の裏側はオレンジ〜ピンク系の赤みを帯びていて、水槽の中でもなかなかの存在感があります。このギザギザハートの子守唄感がワイルドで素敵(笑)


ハイグロフィラ・ピンナティフィダ

実際にレイアウトしてみると、他の水草とうまく組み合わせるのは意外と難しい印象でした。単独、もしくはワンポイント的に配置した方が使いやすいかもしれません。特に流木や石の周辺に配置すると、独特な草姿を生かしやすいと思います。



ハイグロフィラ・ピンナティフィダの育て方


実際に何度か育てた感覚では、ピンナティフィダは特別に難しい水草ではありません。一般的な水草と同じような環境で育てることができ、CO2添加なしでも育ちました。ただ、CO2を添加した方がきれいに育ち、成長速度も上がる印象です。


過去には田砂のみの水槽でも育てることができました。一方、ソイルへ植えたときの方が元気に育つ印象もあり、しっかり成長させたい場合は底床へ植えて育てる方法も使いやすいと思います。



ランナーを伸ばしてどんどん増える


ハイグロフィラ・ピンナティフィダのランナー

ピンナティフィダはランナーを伸ばして子株を作るので、単純に増やすだけならそれほど難しくありません。放っておいてもあちこちにランナーを伸ばして成長するため、調子が良い水槽では思っていた以上に増えることもあります。


ただし、そのままにしていると狙っていない場所まで広がってレイアウトが崩れることも。ある程度成長した子株をカットして植え直したり、不要なランナーを取り除いたり、他の有茎草のようにトリミング・差し戻しを行いながら形を整えます。



流木や石に活着させられるのが面白い


ハイグロフィラ・ピンナティフィダの大きな特徴のひとつが、流木や石などに活着させて育てられること。一般的な有茎草は底床へ植えて使うことが多いですが、ピンナティフィダは活着する性質を利用して、流木や石を使ったレイアウトにも取り入れることができます。


過去の水槽では、底床へ植え込まずミクロソリウムに適当に絡めるようにして配置したこともあります。流木や石に活着させる場合は、目的の場所に配置してテグスなどで固定しておけばOK。うまく引っ掛かる場所なら、引っ掛けるように配置する方法でも使えます。


普通の有茎草では植えにくい少し高い場所にも配置できるので、水草レイアウトではなかなか面白い性質です。



ピンナティフィダは流木レイアウトによく似合う


実際に何度かレイアウトに使ってみましたが、個人的にはピンナティフィダは流木との相性がかなり良い水草だと思います。ギザギザした葉のワイルドな草姿と流木を組み合わせることで、自然感のあるレイアウトを作りやすくなります。


流木の根元に植えるだけでなく、活着する性質を利用して少し高い位置へ配置できるのもメリット。石組みレイアウトのアクセントとして使うのも面白いと思います。



60cm水槽でピンナティフィダをメインにレイアウト


ハイグロフィラ・ピンナティフィダの水槽レイアウト

こちらは60cm水槽のメイン水草をミクロソリウム・プテロプスからピンナティフィダへ変更して数週間後の状態です。差し戻しによって少しずつ本数を増やしていますが、まだまだショボショボ。なんだこりゃ(笑)もっとこう、ワサワサ〜っとなってほしいところ。


ハイグロフィラ・ピンナティフィダのレイアウトイメージ

ということで、ワサワサ〜っとなったイメージ画像を作成。雑な合成画像ですが、当時の僕の頭の中ではこんな感じになる予定でした(笑)ピンナティフィダは存在感が強いので、密植する場合は周囲の水草とのバランスを見ながら本数を調整した方がレイアウトしやすいと思います。



長期間トリミングしないとどうなる?


別の90cm水槽では、解体予定だったこともあり、ほとんどメンテナンスやトリミングをせず長期間育てたことがあります。するとピンナティフィダがどんどん伸びて広がり、ちょっとした竹林みたいな状態になりました(笑)


これはこれで自然というか野生的な感じがして面白かったのですが、そのときのピンナティフィダは節と節の間が広く、少しヒョロっとした草姿になりました。きれいなレイアウトを維持したい場合は、伸びすぎた茎やランナーをカットし、必要に応じて子株を植え直しながら密度を調整した方が良さそうです。


長期間ほぼ放置して育てた90cm水槽の様子はこちらの記事で紹介しています。


この記事も要チェック!
ハイグロフィラ・ピンナティフィダをトリミングせずに放置したら竹林みたいになった件について。
こんにちはー、ハイグロフィラ好きのゾエ(@zoe)です。今回は久しぶりにメイン(だった)の90cm水槽についてのお話です。 ピンナティフィダが一面に広がってきました! …



ピンナティフィダを育てて感じたこと


実際に複数の水槽で育ててみると、ピンナティフィダは「植えて育てるだけ」の有茎草とは少し違った楽しさがある水草だと感じます。ギザギザした葉と赤みのある葉裏は存在感がありますし、ランナーで増え、さらに流木や石にも活着してくれるのでレイアウトの自由度も高め。


特に流木や石に活着できる性質はかなり面白く、普通の有茎草では配置しにくい場所にも使えます。流木レイアウトにちょっとワイルドな雰囲気を加えたいときにはおすすめです。



あとがき


zoeハイグロフィラ・ピンナティフィダは、特徴的な葉と活着する性質を持った面白い水草です。最初は成長がそれほど早くない印象でしたが、環境に馴染んで調子が良くなるとランナーを伸ばして意外とどんどん増えていきます。


増えすぎるとレイアウト管理が少し大変になりますが、それも含めて楽しめる水草だと思います。普通の有茎草とはちょっと違う水草を使ってみたい方は、ぜひレイアウトに取り入れてみてください :)

zoe
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