ニューラージパールグラスは、水槽の前景草としてだけでなく水上葉にしてストック・増殖することもできます。僕も水槽で育てていたニューラージパールグラスの一部を水上葉化し、ベランダで育ててきました。
水上栽培の基本は、ソイルに植えて水をヒタヒタに張り、乾燥しないよう湿度を保つこと。水中葉から水上葉へ移行させる場合は、急な乾燥と高温による蒸れに注意します。
この記事では、実際にニューラージパールグラスを水上栽培したときの方法と、水中葉から水上葉化させる手順を紹介します。
ニューラージパールグラスは水上栽培できる
メイン水槽の前景草として使っていたニューラージパールグラスの一部を水上葉化させ、ストックしていました。最初は8cm角程度の小さな容器でしたが、成長すると写真のようにモコモコと広がってきました。所々に飛び出しているのは一緒に育てていたコブラグラスです。
水上葉でストックしておけば、次に水槽を立ち上げたりレイアウトを変更したりするときに再び使えます。うまく増やせれば、前景草を必要なときに自分のストックから用意できるのも水上栽培のメリットです。
ニューラージパールグラスの水上栽培に使ったもの
- 浅めのプラスチック容器
- アクアソイル
- ニューラージパールグラス
- 乾燥を防ぐためのラップやフタ
- 水
ニューラージパールグラスはそれほど深く根を張らないので、僕は100円ショップで購入した浅めのプラスチックトレイを使いました。
ニューラージパールグラスを水上栽培する方法
1.容器にソイルを敷く
まず容器にソイルを敷きます。今回使ったのはADAアクアソイル・アマゾニアで、ノーマルタイプの上に粒の細かいパウダータイプを重ねました。
水草を植えやすく、根が張れる程度の厚みがあればOKです。
2.ニューラージパールグラスを植える
小さな容器で育てていたニューラージパールグラスを取り出すと、根が張ってシート状に剥がれました。今回はそのまま大きめの容器へ移植しています。
水中葉から始める場合は、植えやすい大きさに分けてソイルへ植えます。最初から容器全体を埋める必要はありません。うまく環境に適応すれば、横へ広がりながら増えていきます。
3.水をヒタヒタに張る
ソイル全体が十分に湿り、ニューラージパールグラスが乾燥しないように水を張ります。完全に水没させて育てるのではなく、ソイルを湿らせた状態を保ちながら水上葉への移行を待ちます。
4.ラップやフタで乾燥を防ぐ
水中葉をいきなり乾いた空気へ出すと乾燥しやすいため、最初はラップや透明なフタなどを使って湿度を保ちます。
ただし、密閉した容器を直射日光の当たる場所へ置くと内部が高温になり、蒸れて水草が傷むことがあります。明るさは確保しつつ、温度が上がりすぎる場所は避けます。
水中葉から水上葉化させるときのポイント
僕が水上葉化させたときは、水をヒタヒタに張ったソイルへ植え、乾燥しないようラップなどで覆う方法で育てました。
環境が合えば新しい水上葉を展開し始めます。以前の栽培では1〜2週間ほどで変化が見られましたが、気温や光、株の状態によって移行する速さは変わります。古い水中葉の状態だけで判断せず、新しく出てくる葉を観察してみてください。
乾燥させない
水上葉へ移行するまでは特に乾燥に注意します。ソイルの水分が減っていないか定期的に確認し、必要に応じて水を足します。
高温と蒸れに注意する
屋外や窓辺で育てる場合は、季節によって容器内の温度が大きく上がります。直射日光で容器が高温になる場所は避け、蒸れにも注意します。
水上栽培するとニューラージパールグラスはどのくらい増える?
このあと同じニューラージパールグラスを育て続けたところ、約2か月で容器全体を覆うまで広がり、植え替え時と比べて体感で5〜6倍ほどの量になりました。
実際の成長記録や、水上葉で咲いた小さな花はこちらの記事にまとめています。
増やした水上葉を水槽へ植える方法
水上栽培で増やしたニューラージパールグラスは、必要な分を切り分けて水槽へ植えることができます。根についた土を落とし、小分けにして植える実際の手順は別記事で写真付きで紹介しています。
まとめ:ニューラージパールグラスは水上葉でストック・増殖できる
ニューラージパールグラスの水上栽培では、ソイルへ植えて水分と湿度を保ち、乾燥させないことがポイントです。水中葉から水上葉化させる場合は、急な乾燥と高温による蒸れに注意しながら新しい葉が出るのを待ちます。
僕の場合は水上葉化した株をさらに大きな容器へ植え替えることで、次の水槽レイアウトに使える量まで増やすことができました。前景草をストックしておきたい方は試してみてください。


