ラスボラ・カロクロマを飼育しよう!おすすめの熱帯魚☆

2015/02/07  2015/02/07  熱帯魚・エビ・貝  閲覧所要時間: 約3

こんにちはー、コイ科の魚が大好きなゾエ(@zoe)です。今回は中型・コイ科の魚「ラスボラ・カロクロマ」をお迎えしたのでご紹介します。


ラスボラ・カロクロマの基本情報

ラスボラ・カロクロマ
流通名ラスボラ・カロクロマ
学名Rasbora kalochroma
最大体長8〜10cm
水温23〜28℃
水質弱酸性〜中性
参考価格400円〜800円

カロクロマはマレー半島、ボルネオ島、スマトラ島に分布するラスボラで、オレンジの体色に2つのスポットが印象的ですね。光の当たり方によってはメタリックグリーンに輝いてとても綺麗です。
ブラックウォーターの河川に生息しているため、飼育下でも弱酸性・軟水の環境にすることで、より美しい体色を引き出すことができます。頻繁に換水する環境より、古くこなれた水の方を好むようですね。

ブラックウォーターとは
陸水学におけるブラックウォーターとは、木の茂った湿地や沼地を通る、水深が深く、流れが遅い河川のことである。枯れ葉などが川底に堆積しているので、それからタンニンがしみ出して、流れている水は透明な黒〜茶色に着色され、酸性河川となっている。
引用元:ブラックウォーター (陸水学)Wikipedia


ラスボラ・カロクロマの飼育は難しい?

2匹のラスボラ・カロクロマ

よく「飼育が難しい」という情報を見かけますが、難しいのは状態の良い個体の入手であり、飼育自体はそんなに難しくないと思います。(あくまでも主観ですが)

一昔前は輸入状態が悪く、弱っていたりコショウ病や白点病などにかかった個体も少なくなかったらしいです。その状態から回復させることが難しいため「飼育が難しい」という印象になっていたようです。
近年では輸入環境も改善されてきており、特に小さめの若魚は割りと調子が良く丈夫という情報も。


ラスボラ・カロクロマの特徴や魅力

サイズが大きめ

ラスボラ・カロクロマ

体長が最大10cm程度まで成長するので、3〜4cmの小型魚に慣れている方には大きく感じるかもしれません。しかし実際に飼育してみると、これが意外と良い感じで、むしろでかくて超カッチョイイ!です。
小型水槽ではサイズ的に厳しいですが、60cm水槽以上の方は大きさで毛嫌いせずに是非一度飼育していただきたいですね。


よく群泳する

群泳するラスボラ・カロクロマ

コイ科の魚は群泳(群れをなして泳ぐ)をしやすいですが、カロクロマは特に群泳をしやすいと思います。もちろん水流やレイアウトなど環境にもよりますが、よく群れて泳ぎ、その勇壮な様は見ていてウットリしますね。


中〜上層を泳ぐ

上層を泳ぐラスボラ・カロクロマ

カロクロマは中〜上層を泳ぐことが多いです。普段はゆったり泳ぎますが、仲間内で小競り合いしたり、ビックリしたときなどはかなり早いスピードで泳ぎます。遊泳層と強い遊泳力の関係で飛び出し防止に蓋が必須レベルです。
今まで何度もスポンスポン飛び出して泣かされました。


他の熱帯魚とも混泳可能

ラスボラ・ヘテロモルファ

カロクロマは多種の魚を追い回したり、ヒレに噛み付いたりすることは殆ど無く、ネオンテトラやラスボラ・ヘテロモルファなど小型の魚との混泳も問題ありません。もちろんカロクロマの口に入るほど小さいサイズの魚は食べられてしまう可能性がありますが、積極的に餌を探して水草や底床を突くような行動は見られないので、あまり心配はいらないでしょう。


あとがき

以前からこのブログをご覧いただいている方は「カロクロマ、何度目だよ」と思われるかもしれませんね(苦笑)
いかんせん飛び出し事故が多い困ったちゃんなんですが、大好きな魚なので何度でも挑戦したくなります。今度こそ、でっかくカッチョ良く育て上げたいです :)

zoe
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