パールグラミーの飼育方法|大きさ・水温・混泳の注意点

2017/03/03  2026/08/16  熱帯魚・エビ・貝  閲覧所要時間: 約8
パールグラミー

パールグラミーは、全身に散りばめられた真珠のような模様が美しい中型の熱帯魚です。成長すると最大12cmほどになり、水草水槽でも存在感があります。


比較的おだやかな魚として知られ、条件が合えば他の熱帯魚との混泳も楽しめます。ただし「どんな魚とでも問題なく混泳できる」という意味ではなく、同種間の小競り合いや、相手とのサイズ差には注意が必要です。


僕自身は、30cm水槽から60cm水槽へサイズアップした際、新しいタンクメイトとしてパールグラミーを迎えました。この記事では、実際に飼育したときの様子を交えながら、大きさ・水温・水質・餌・混泳・水槽サイズなどを紹介します。


パールグラミーの基本情報

パールグラミー
流通名パールグラミー
学名Trichopodus leerii
分布マレー半島、タイ、インドネシア(スマトラ島・ボルネオ島)など
最大体長約12cm
水温の目安24〜28℃
水質弱酸性を含む幅広い淡水環境に生息
人工飼料、冷凍・乾燥餌など
混泳可能。ただし相手のサイズや性格、同種間の相性に注意
特徴ラビリンス器官を持ち、空気呼吸を行う

パールグラミーの最大体長は約12cm。FishBaseでは水温24〜28℃、pH6.0〜8.0、硬度5〜19dHの範囲が記載されています。自然下では植物の多い湿地や流れのある環境にも生息する魚です。


なお、以前この記事では「60cm以上を推奨」としていました。僕自身も60cm水槽で飼育していましたが、成魚は10cmを超えるため、飼育匹数や混泳魚、レイアウトを含めて十分な遊泳スペースを確保することが重要です。複数飼育や多くの魚と混泳させる場合は、より余裕のある水槽を検討してください。





パールグラミーの大きさは最大12cmほど

複数で泳ぐパールグラミー

パールグラミーは最大で約12cmになる中型魚です。水草水槽でよく飼育される3〜5cm程度の小型カラシンやラスボラと比べると、成長後はかなり存在感があります。


うちへ迎えた時点では5〜6cm程度で、小型魚とそれほど変わらないサイズでした。しかし購入時の大きさだけで水槽を決めず、成長後のサイズを想定して飼育環境を用意する必要があります。


パールグラミーの水温・水質


飼育水温は24〜28℃程度を目安にします。急激な水温変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。


水質については、FishBaseではpH6.0〜8.0、硬度5〜19dHとされています。元記事では「弱酸性〜中性・軟水」としていましたが、数値上はもう少し幅があります。ただし、水質の許容範囲があることと、急激な変化に強いことは別なので、定期的な換水などで安定した水質を保ちます。


パールグラミーの混泳

水草の陰から覗くパールグラミー

パールグラミーは比較的おだやかなグラミーとして扱われ、条件が合えばコミュニティ水槽での混泳が可能です。僕も60cm水槽で他の熱帯魚と一緒に飼育していました。


小型魚との混泳


テトラやラスボラなどとの混泳を考える場合は、相手とのサイズ差を確認します。パールグラミーは成長すると10cmを超えるため、極端に小さな魚や稚魚との組み合わせでは安全とは言い切れません。


元記事では「3cm以下なら口に入るので避けた方がよい」としていましたが、魚の体型や個体差もあるため、今回は特定の体長だけで線引きせず、口に入りそうなほど小さな魚とは組み合わせないという考え方に修正しています。


パールグラミー同士では追いかけることもある


うちの水槽では、同種同士で口を使って突き合ったり、追いかけたりする姿も見られました。


そのため「温和だから同種間でも絶対に争わない」とは考えず、水草や流木などで視線を遮れる場所や逃げ場を作っておくとよいでしょう。特定の個体だけが追われ続ける場合は、レイアウトや飼育環境の見直しも必要です。


混泳相手の性格にも注意する


混泳はパールグラミー側の性格だけで決まるものではありません。攻撃性の強い魚や、しつこく追い回す魚との組み合わせではストレスになる可能性があります。


「パールグラミーは混泳可能」という情報だけで判断せず、相手の成魚サイズ・性格・必要な水質や水温も確認して組み合わせましょう。


パールグラミーの餌

餌を食べるパールグラミー

僕が飼育していたパールグラミーは、フレーク状・粒状の人工飼料、冷凍赤虫、乾燥赤虫などをよく食べました。


特定の餌だけに偏らせる必要はなく、口に合うサイズの人工飼料を基本にしながら、状態を見て複数の餌を使い分けるとよいでしょう。食べ残しは水質悪化につながるため、食べる様子を見ながら量を調整します。


パールグラミーは水草水槽にもよく映える

水草水槽を泳ぐパールグラミー

パールグラミーの魅力は、やはり全身に広がるパールスポットです。光の当たり方によって真珠のように見え、体側を通る黒いラインも特徴的です。


僕は特に、有茎草を多く使った明るい水草レイアウトによく映える魚だと感じました。小型魚中心の水槽へ少し大きな魚を加えたいときにも、存在感のある主役になります。


パールグラミーが水面でパクパクする理由

水面で空気呼吸するパールグラミー

パールグラミーは、ベタなどと同じようにラビリンス器官を使って空気中の酸素を取り込める魚です。そのため、水面へ上がって口をパクパクさせるように空気を取り込む行動が見られます。


以前の記事では、この行動によって水面の油膜が多少軽減されると書いていましたが、油膜対策を魚に期待する必要はありません。油膜が気になる場合は、餌や有機物の量、水面の動き、ろ過やメンテナンスなど飼育環境そのものを確認しましょう。


パールグラミーの寿命について


「パールグラミー 寿命」で検索する方も多いようですが、寿命については飼育環境や個体差が大きく、今回確認したFishBaseの種情報にも寿命の数値は掲載されていません。


そのためこの記事では「必ず○年」と断定せず、適切な水温・水質を維持し、成長後の大きさに合った飼育スペースと餌を用意して、長く健康に飼育できる環境を整えることを重視します。


まとめ:パールグラミーは存在感のある美しい熱帯魚

60cm水槽で泳ぐパールグラミー

パールグラミーは最大12cmほどになる中型の熱帯魚で、真珠のような模様と比較的おだやかな性格が魅力です。条件が合えば他の熱帯魚との混泳も楽しめますが、相手とのサイズ差や性格、同種間の追いかけには注意します。


僕自身、60cm水槽で飼育してみて、小型魚とは違う存在感と水草に映える体色が特に印象に残りました。購入時には小さくても成長後は10cmを超えるので、最終的なサイズを考えて飼育環境を用意してください。


zoe熱帯魚ショップで見かけたら、写真だけでは分かりにくいパールスポットの輝きもぜひ実物で見てみてください。



zoe
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