ミリオフィラムが絶不調
![ミリオフィラム・マトグロッセンセを植えた直後の様子](https://www.grass-design.info/wp-content/uploads/07-10-600x370.jpg)
後景に植えた有茎草の一つ、ミリオフィラム・マトグロッセンセのことで難儀していました。
抜けて浮いていることが多かったので、ヤマトヌマエビが引き抜いているんだろうと思っていましたが、そうではなく、どうも根元の方から溶けて千切れているようなのです。
実は立ち上げ当初に植えていたミリオフィラムsp.ガイアナドワーフも同じように根本から溶けて消えました(泣
![60cm水草水槽レイアウト](https://www.grass-design.info/wp-content/uploads/01-28-600x370.jpg)
左後景のミリオフィラムだけ育っていない…
隣に植えてあるロタラsp.ベトナムレッドやロタラ・マクランドラ グリーンはガンガン伸びるので、極端に水草が育たないような環境ではないはず。
ミリオフィラム特有の原因があるんだろうと思い、溶けてしまった理由を調べてみました。
ミリオフィラムが溶ける・枯れる原因
![ADA アクアスカイムーン601を点けた様子](https://www.grass-design.info/wp-content/uploads/06-9-600x370.jpg)
光量不足で下部から弱る
ミリオフィラムは高光量を好む水草のようです。頂芽の方が茂ってきたり他の水草やレイアウト素材の影になることで、光の当たらない下部の方から弱ってしまうのだとか。うちで使っているアクアスカイムーンは結構明るい照明だと思うので、光量は問題なさそう。
中硬度の水質を好む
弱酸性の軟水を好む水草が多い中、ミリオフィラムは中硬度の水質を好むようです。弱酸性の軟水になるようなアクアソイル(特に真新しいアマゾニアなど)の底床の環境下では、水質が合わず溶けるように枯れることがあるんだそうで。
うちの場合は底床にアマゾニアを使用しているので、こちらが原因だった可能性が高いですね。そういえば同じく中硬度を好むパールグラスもあんまり調子が良くない…。
ミリオフィラムを30cm水槽へ移植
![後景に植えたミリオフィラム・マトグロッセンセ](https://www.grass-design.info/wp-content/uploads/09-5-600x370.jpg)
このまま60cm水槽へ植えていても消えて無くなりそうだったので、溶けていない長芽の部分を抜き出して30cm水槽の方へ移植してみました。
![30cm水草水槽レイアウト](https://www.grass-design.info/wp-content/uploads/03-25-600x370.jpg)
こちらの底床はアマゾニアとは別のソイルを使っているので、もしかしたら復活するかも??
代わりの水草は何にする?
![組織培養水草](https://www.grass-design.info/wp-content/uploads/10-4-600x370.jpg)
ということで、ミリオフィラム・マトグロッセンセの代わりになる水草を探しました。後景に緑色が欲しかったので、赤くならず緑の水草・丈夫で育成が容易という条件に合う水草を早速ゲット。これ、何の水草だか分かります?
あとがき
「成長が早く、増えまくってます!」みたいに言ってる方をネットで結構見かけたので、うちでも余裕だろうと思っていたら見事に失敗してしまいました(汗
まぁ、それでもブログのネタになったと思えば良いんですけどね(笑