こんにちはー、寒さにはわりと強いゾエ(@zoe)です。今回はゴールデンハニードワーフグラミーの水槽に入れている浮き草についてのお話です。
グラミーと浮き草の関係
以前ゴールデンハニードワーフグラミーについてネットで調べていて気づいたことですが、マツモやアマゾンフロッグピットなどの浮き草を入れて飼育されている方も結構いらっしゃいますね。
どうしてグラミー水槽に浮き草を入れるのか?
グラミーのオスは「泡巣」といって水面に繁殖のために泡で巣を作りますが、浮き草はこの泡巣が水流で流れて崩れるのを防いだり、稚魚が生まれた際の隠れ家としても機能します。
これがグラミーの飼育に浮き草を取り入れている理由の一つのようです。
※写真のものは換水時に付いた、ただの泡です。
浮き草を入れるメリット
グラミーの飼育に限らず、水草水槽において浮き草を入れるメリットがあります。
水質の浄化作用がある
水草全般にも言えることですが、浮き草には水質の浄化作用があります。レイアウトに使わなくても水面に浮かべておけば、水草水槽セット初期の富栄養化を抑えることができ、水質が落ち着いてきたらすぐに取り出せるので便利です。簡単に言うとコケ予防になるということですね。
魚の隠れ家になる
先に挙げていますが、稚魚をはじめ様々な魚の隠れ家となります。おとなしい魚、臆病な魚の場合は浮き草を入れてあげるとストレスを軽減できるかもしれません。
浮き草を入れるデメリット
デメリットとは違うかもしれませんが、浮き草を入れることで困る点もあります。
水面を覆い、光を遮ってしまう
浮き草の多くは、一般的な水草水槽の設備・環境であればどんどん増えます。調子付くとアッという間に水面を覆い尽くすほど増殖し、水槽内の水草に光が届かなくなってしまいます。
よって、ある程度増えたところで古い葉の部分から間引きする必要があり多少面倒なことも。
メンテナンス時に邪魔になる
水草のトリミングや換水などのメンテナンス時に邪魔に感じることがあります。特に水草のトリミング後に水面に浮いたゴミ(カットして不要になった水草など)を掃除するのですが、その最に浮き草と混ざってしまいます。
僕はゴミと分けるのが面倒だし、どうせ増えすぎて間引く必要が出るので、浮き草もある程度一緒に捨ててしまいます(笑)
あとがき
浮き草ってレイアウトとしては使われることが少ないですが、水質浄化の目的ではよく使われますよね。
夏になるとビオトープでも活躍しますし、1年に1回はお世話になってるかも。
ちなみに僕はサルビニア・ククラータという浮き草が好きです。フサフサした毛があり、クルッと立体的な葉がかわいいです。皆さんはどんな浮き草が好きですか? :)